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プロフィール
登録日: 2022年3月18日
記事 (18)
2026年6月13日 ∙ 9 分
インプラント治療後の神経障害性疼痛:三叉神経ニューロパチー(Trigeminal Neuropathy)はどの程度起こるのか
はじめに インプラント治療後に下唇やあごのしびれ、感覚の鈍さ、触れるだけで痛むような症状が続く場合、通常の術後痛だけでなく、下歯槽神経損傷や三叉神経領域の神経障害性疼痛を考慮する必要があります。 Opening Summary(導入・結論先出し) インプラント埋入後の神経損傷は、発生頻度は高くないものの、発症した場合には患者の生活の質に大きな影響を与える合併症である。 今回取り上げる研究は、大学病院の口腔外科部門におけるインプラント治療後の神経障害性疼痛および感覚異常の有病率を検討した後ろ向きコホート研究である。 結論として、疼痛を伴う外傷後三叉神経ニューロパチーは約0.3%と稀であったが、疼痛を伴わない感覚異常を含めると三叉神経障害は約0.8%に認められた。 臨床的には、頻度が低いことを強調するだけでなく、下歯槽神経損傷の予防、早期発見、早期対応が重要である。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン 後ろ向きコホート研究である。 対象 2004年2月から2014年9月までに、バルセロナ大学歯学病院の口腔外科・イ...
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2026年6月10日 ∙ 9 分
糖尿病性末梢神経障害性疼痛(Diabetic Peripheral Neuropathic Pain):デュロキセチン、プレガバリン、ガバペンチンをどう選ぶか
はじめに 糖尿病に伴う足のしびれや焼けるような痛みは、糖尿病性末梢神経障害性疼痛として薬物療法の対象になることがありますが、薬の選択では鎮痛効果だけでなく副作用と継続しやすさが重要です。 Opening Summary(導入・結論先出し) 糖尿病性末梢神経障害性疼痛では、薬剤選択において「どの薬が最も効くか」だけでなく、副作用、継続性、併存疾患を含めた総合判断が重要である。 本稿では、デュロキセチン、プレガバリン、ガバペンチンをプラセボ対照試験に基づいて間接比較したメタアナリシスを取り上げる。 結論として、3剤はいずれもプラセボより有効であり、デュロキセチンはプレガバリンおよびガバペンチンと概ね同等の鎮痛効果を示した。 ただし、薬剤ごとに副作用プロファイルが異なるため、神経障害性疼痛の治療では患者ごとの個別化が不可欠である。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン 糖尿病性末梢神経障害性疼痛に対する薬物療法を対象としたメタアナリシスである。直接比較試験が限られるため、プラセボを共通対照とした間接比較が用いられた。...
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2026年6月7日 ∙ 6 分
人工関節患者に抗菌薬予防投与は必要か?―最新ガイドラインが示す歯科治療と人工関節感染(Prosthetic Joint Infection)の新しい考え方
はじめに 人工股関節や人工膝関節を有する患者では、歯科治療前に抗菌薬予防投与が必要かどうかが長年議論されてきた。近年のガイドラインでは、人工関節感染(Prosthetic Joint Infection:PJI)と歯科治療との関連について新たな見解が示されている。 Opening Summary(導入・結論先出し) 人工股関節や人工膝関節を有する患者に対して、歯科治療前の抗菌薬予防投与は長年にわたり広く行われてきた。しかし近年の研究では、侵襲的歯科処置と人工関節感染(Prosthetic Joint Infection:PJI)との関連を支持するエビデンスは認められていない。 2024年に公表された整形外科および歯科領域の最新ガイドラインでは、人工関節を有することのみを理由としたルーチンの抗菌薬予防投与は推奨されていない。本稿では、その根拠となる最新ガイドラインと解説論文をもとに、臨床現場でどのように解釈すべきかを考察する。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン Commentary(解説論文) 対象...
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Akihiro Ando
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