top of page


ABOUT US
日本で唯一、口腔顔面痛・口腔内科の専門治療に特化したクリニックです。
日本に6人しかいない、米国口腔顔面痛学会が認定した
専門医が治療にあたります。
他院で原因不明とされたその痛みの原因を突き止め、
やわらげるために全力を尽くします。
検索


インプラント手術後の外傷性三叉神経障害性疼痛:下歯槽神経損傷を早期に見抜く臨床的意義(Posttraumatic Trigeminal Neuropathic Pain)
はじめに インプラント後に下唇やあごのしびれ、灼熱痛、電撃痛、冷たい空気での痛みが続く場合、単なる術後の違和感ではなく、下歯槽神経損傷に伴う三叉神経障害性疼痛として評価が必要になることがあります。 Opening Summary(導入・結論先出し) 本記事では、歯科インプラント手術に関連して生じる外傷性三叉神経障害性疼痛について、臨床論文をもとに検討する。下顎インプラント埋入時の下歯槽神経損傷は、単なる知覚鈍麻にとどまらず、灼熱痛、電撃痛、接触痛、冷刺激痛を伴う慢性疼痛へ移行することがある。臨床上もっとも重要なのは、術後早期に神経障害性疼痛の兆候を認識し、必要に応じて専門医へ迅速に紹介することである。一度慢性化した場合、治療は薬物療法だけでなく、機能障害、心理的影響、生活の質を含めた包括的対応が必要となる。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン 症例提示を含むナラティブレビューである。 対象 下顎インプラント手術後に下歯槽神経損傷を生じ、外傷性三叉神経障害性疼痛を呈した患者、および関連文
Akihiro Ando
1 日前読了時間: 8分


発作性片側頭痛(Paroxysmal Hemicrania)は歯痛として現れる ― 口腔顔面痛としての診断上の落とし穴
はじめに 発作性片側頭痛(Paroxysmal Hemicrania)は、歯痛や顎の痛みとして発症することがあり、原因不明の片側性歯痛や非歯原性歯痛の重要な鑑別疾患である。 Opening Summary(導入・結論先出し) 発作性片側頭痛(Paroxysmal Hemicrania: PH)は、三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)の一つであり、典型的には眼窩周囲や側頭部の激烈な片側性疼痛として知られている。しかし実臨床では、歯痛、歯肉痛、顎関節痛、耳痛など「歯科疾患らしく見える症状」として発症することがある。今回のケースシリーズでは、全例が口腔内痛を呈し、多くが根管治療や外科処置を受けた後にPHと診断されていた。特に、短時間反復性の片側性疼痛と同側自律神経症状の組み合わせは、歯原性疼痛だけでは説明できない重要な警告サインである。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン 後ろ向きケースシリーズ研究(retrospective chart review) 対象 2015〜2021年に米国ミネ
Akihiro Ando
5 日前読了時間: 6分
bottom of page