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ABOUT US
日本で唯一、口腔顔面痛・口腔内科の専門治療に特化したクリニックです。
日本に6人しかいない、米国口腔顔面痛学会が認定した
専門医が治療にあたります。
他院で原因不明とされたその痛みの原因を突き止め、
やわらげるために全力を尽くします。
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歯髄炎で麻酔が効きにくい理由:ヒト歯髄・三叉神経節におけるNav1.9発現の臨床的意味
はじめに 歯髄炎、とくに強い自発痛や冷刺激後の遷延痛を伴う症候性歯髄炎では、局所麻酔が効きにくいことがあります。本記事では、ヒト歯髄と三叉神経節におけるNav1.9発現の研究をもとに、ホットトゥースの麻酔不奏効を末梢神経の過敏化という視点から整理します。 Opening Summary(導入・結論先出し) 症候性歯髄炎では、局所麻酔の手技が適切でも十分な麻酔効果が得られないことがある。本研究は、電位依存性ナトリウムチャネルであるNav1.9が、疼痛を伴うヒト歯髄と三叉神経節に発現しているかを検討した基礎研究である。結論として、Nav1.9免疫反応性は無症状歯髄よりも症候性歯髄で有意に増加していた。これは、炎症歯髄が単に痛いだけでなく、神経興奮性が変化した状態である可能性を示す重要な知見である。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン ヒト歯髄およびヒト三叉神経節を対象とした免疫細胞化学的研究である。 対象 ヒト歯髄33歯が対象であり、無症状歯16歯、疼痛を伴う症候性歯17歯が含まれた。さら
Akihiro Ando
8月5日読了時間: 9分


不可逆性歯髄炎(Irreversible Pulpitis)に対する下顎孔伝達麻酔:イブプロフェン術前投与は麻酔成功率を高めるか
はじめに 「歯の麻酔が効かない」「根管治療中に痛みが出る」と感じられる状況の一部には、不可逆性歯髄炎による炎症性疼痛と歯髄麻酔の難しさが関係していることがあります。 Opening Summary(導入・結論先出し) 不可逆性歯髄炎では、下顎孔伝達麻酔を行っても十分な歯髄麻酔が得られないことがある。 本稿では、成人の下顎臼歯部不可逆性歯髄炎に対し、局所麻酔前の経口鎮痛薬投与が麻酔効果を改善するかを検討したシステマティックレビューを取り上げる。 結論として、非ステロイド性抗炎症薬、特にイブプロフェン600mgを麻酔1時間前に投与する方法には、中等度のエビデンスがある。 ただし、これは「無痛処置を保証する方法」ではなく、炎症性疼痛により低下した麻酔成功率を補助的に高める選択肢である。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン システマティックレビューおよびメタ分析である。対象はランダム化比較試験に限定されている。 対象 下顎小臼歯または大臼歯に不可逆性歯髄炎を有する18歳以上の成人である
Akihiro Ando
7月1日読了時間: 8分


歯科治療後の知覚異常(Paresthesia):局所麻酔・親知らず抜歯・インプラント後の神経障害をどう考えるか
はじめに 歯科治療後にしびれ、ピリピリ感、灼熱感、感覚低下が続く場合、単なる麻酔の残りではなく、知覚異常や末梢神経障害として評価が必要になることがあります。本記事では、局所麻酔、親知らず抜歯、インプラント治療後に生じうる歯科領域の知覚異常について、臨床的に整理します。 Opening Summary(導入・結論先出し) 本記事では、MooreとHaasによる総説「Paresthesias in Dentistry」をもとに、歯科治療後に生じる知覚異常の原因、頻度、臨床的対応について検討する。歯科領域の知覚異常は、多くが一過性である一方、6〜9か月以上持続する場合には完全回復が難しくなる可能性がある。原因として最も多いのは外科的侵襲、特に下顎第三大臼歯抜歯であるが、まれに局所麻酔後にも発生する。4%製剤であるアーティカインやプリロカインと知覚異常報告との関連は示唆されているが、因果関係は確定しておらず、臨床ではリスクと有用性を踏まえた慎重な薬剤選択が重要である。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研
Akihiro Ando
5月16日読了時間: 9分
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