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ABOUT US
日本で唯一、口腔顔面痛・口腔内科の専門治療に特化したクリニックです。
日本に6人しかいない、米国口腔顔面痛学会が認定した
専門医が治療にあたります。
他院で原因不明とされたその痛みの原因を突き止め、
やわらげるために全力を尽くします。
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糖尿病性末梢神経障害性疼痛(Diabetic Peripheral Neuropathic Pain)に対する併用療法:単剤で不十分な場合に何を追加すべきか
はじめに 糖尿病性神経障害性疼痛では、アミトリプチリン、デュロキセチン、プレガバリンなどの薬剤を用いても、単剤だけでは十分な痛みの改善が得られないことがあります。本記事では、OPTION-DM試験をもとに、神経障害性疼痛に対する併用療法と段階的治療の考え方を解説します。 Opening Summary(導入・結論先出し) 本記事では、糖尿病性末梢神経障害性疼痛に対するアミトリプチリン、デュロキセチン、プレガバリンを用いた治療経路を比較したOPTION-DM試験を取り上げる。 結論として、3つの治療経路はいずれも同程度の疼痛軽減を示し、明確に優れた薬剤順序は認められなかった。 一方で、単剤治療で疼痛軽減が不十分な患者では、作用機序の異なる薬剤を追加することで、さらなる疼痛改善が得られる可能性が示された。 この知見は、糖尿病性神経障害性疼痛だけでなく、慢性神経障害性疼痛を扱う口腔顔面痛診療にも重要な臨床的示唆を与える。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン 多施設共同、二重盲検、ラン
Akihiro Ando
6月17日読了時間: 9分


発作性片側頭痛(Paroxysmal Hemicrania)は歯痛として現れる ― 口腔顔面痛としての診断上の落とし穴
はじめに 発作性片側頭痛(Paroxysmal Hemicrania)は、歯痛や顎の痛みとして発症することがあり、原因不明の片側性歯痛や非歯原性歯痛の重要な鑑別疾患である。 Opening Summary(導入・結論先出し) 発作性片側頭痛(Paroxysmal Hemicrania: PH)は、三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)の一つであり、典型的には眼窩周囲や側頭部の激烈な片側性疼痛として知られている。しかし実臨床では、歯痛、歯肉痛、顎関節痛、耳痛など「歯科疾患らしく見える症状」として発症することがある。今回のケースシリーズでは、全例が口腔内痛を呈し、多くが根管治療や外科処置を受けた後にPHと診断されていた。特に、短時間反復性の片側性疼痛と同側自律神経症状の組み合わせは、歯原性疼痛だけでは説明できない重要な警告サインである。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン 後ろ向きケースシリーズ研究(retrospective chart review) 対象 2015〜2021年に米国ミネ
Akihiro Ando
5月20日読了時間: 6分
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