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ABOUT US
日本で唯一、口腔顔面痛・口腔内科の専門治療に特化したクリニックです。
日本に6人しかいない、米国口腔顔面痛学会が認定した
専門医が治療にあたります。
他院で原因不明とされたその痛みの原因を突き止め、
やわらげるために全力を尽くします。
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SSRI・SNRIは睡眠時・覚醒時ブラキシズムを増やすのか:抗うつ薬との因果関係を再検討
はじめに SSRI・SNRIなどの抗うつ薬を飲み始めた後に、歯ぎしり、食いしばり、顎の緊張や痛みを感じる患者はいますが、それだけで薬剤がブラキシズムの原因であるとは判断できません。 Opening Summary(導入・結論先出し) 本論文は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)およびセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)とブラキシズムの関連を、Standardized Tool for the Assessment of Bruxism(STAB)の考え方に沿って批判的に検討したスコーピングレビューである。症例報告では、服薬開始後の食いしばりや歯ぎしりの出現、減量・中止後の改善が繰り返し報告されていた。一方、多くの研究は自己申告や標準化されていない臨床判断に依存し、睡眠時ブラキシズムと覚醒時ブラキシズムも十分に区別されていなかった。現時点では、SSRI・SNRIがブラキシズムの独立した原因であるとは断定できず、心理状態や睡眠障害を含む複数要因のなかでリスクを修飾する可能性があると解釈するのが妥当である。 Video
Akihiro Ando
5 日前読了時間: 11分


口腔潜在的悪性疾患におけるオステオポンチン発現:上皮異形成との関連と初期浸潤の臨床的意義
はじめに 口腔白板症などの口腔潜在的悪性疾患では、上皮異形成の評価を補うバイオマーカーが求められています。今回の研究では、オステオポンチン発現が口腔上皮異形成の重症度と関連するのか、また口腔扁平上皮癌の初期浸潤を反映するのかが検討されました。 Opening Summary(導入・結論先出し) 本研究では、口腔潜在的悪性疾患および口腔扁平上皮癌におけるオステオポンチン発現と、上皮異形成の重症度および浸潤部位との関連が検討された。オステオポンチンの陽性細胞率、染色強度、総合発現評価は、上皮異形成の進行に伴って段階的に増加しなかった。本研究では将来の悪性化を追跡していないため、悪性化リスクの予測能は直接評価されておらず、発現量をリスク評価に用いる根拠も示されなかった。一方、微小浸潤癌および浸潤癌では腫瘍浸潤先端部に発現が集中する傾向があり、オステオポンチンは異形成度よりも局所的な浸潤活動性を反映する可能性がある。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン 横断的免疫組織化学研究である。 対象...
Akihiro Ando
10月21日読了時間: 11分


口腔灼熱症候群は神経障害性疼痛か:診断と治療選択にどう活かすか(Burning Mouth Syndrome)
はじめに 舌がヒリヒリする、口の中が焼けるように痛い、しかし歯や口腔粘膜には明らかな異常がない。このような症状は、口腔灼熱症候群または Burning Mouth Syndrome と呼ばれ、近年では神経障害性疼痛の観点からも注目されています。 Opening Summary(導入・結論先出し) 口腔灼熱症候群は、明らかな粘膜病変がないにもかかわらず、口腔内に持続的な灼熱感や異常感覚を生じる慢性疼痛疾患である。本記事では、Jääskeläinenによる2018年の総説をもとに、口腔灼熱症候群が神経障害性疼痛として理解できるかを臨床的に整理する。結論として、多くの症例では末梢性、中心性、またはその混合型の神経障害性疼痛として捉えることが妥当である。この視点は、口腔灼熱症候群を単なる心理的問題として扱わず、病態に基づいた診断と治療選択を行ううえで重要である。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン 口腔灼熱症候群に関する神経生理学的、心理物理学的、神経病理学的、脳機能画像研究を統合した総説であ
Akihiro Ando
5月10日読了時間: 9分


口腔灼熱症候群(Burning Mouth Syndrome)の診断基準はなぜ重要か:国際デルファイ法による研究診断基準の臨床的意義
はじめに 舌のヒリヒリ感、口の中の灼けるような痛み、味覚異常、口腔乾燥感が長く続く場合、口腔灼熱症候群(BMS)が疑われることがありますが、診断にはカンジダ症、粘膜疾患、栄養欠乏、糖尿病、薬剤性要因などを系統的に除外することが重要です。 Opening Summary 口腔灼熱症候群は、舌や口腔粘膜に慢性的な灼熱感や異常感覚を生じる一方で、視診上明らかな粘膜病変を認めないことが多い難治性の口腔顔面痛疾患である。本研究は、口腔灼熱症候群の研究診断基準を国際的な専門家合意により作成したものである。結論として、口腔灼熱症候群は「原因不明の口腔内灼熱感」と安易に診断するのではなく、局所因子・全身疾患・薬剤性要因を系統的に除外したうえで定義されるべき疾患である。この標準化は、臨床研究の質を高めるだけでなく、日常診療における診断の精度向上にもつながる。 Video Section 詳しい解説は以下の動画をご覧ください。 研究の概要 研究デザイン 国際的な専門家パネルによるデルファイ法を用いたコンセンサス研究である。 対象 口腔顔面痛、口腔医学、関連領域に
Akihiro Ando
5月7日読了時間: 8分
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